「ハウルの動く城」の原作者でもあるダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名児童文学をスタジオジブリ初のフル3DCGで映像化したファンタジー長編アニメーション。孤児院育ちの少女アーヤが、引き取られた魔女の家で自分の思いを貫くためにしたたかに振る舞っていくたくましい姿を描く。監督は「ゲド戦記」「コクリコ坂から」の宮崎吾朗。子どもの家で育った10歳の少女アーヤは、魔女のベラ・ヤーガに引き取られることに。“子どもの家”では何でも自分の思い通りにしてきたアーヤは、魔法を教えてもらうことを条件に助手になってあげるとベラ・ヤーガに告げる。ところがベラ・ヤーガはアーヤをこき使うばかりで、魔法を教えようとはしなかった。はじめて思い通りにならないことにぶつかったアーヤは、周囲を巧みに操る持ち前のしたたかさを武器に、ためらうことなく反撃に転じていく