自由を求めて戦う武装組織ウムコント・ウェ・シズウェ (略称: MK) の3人の闘士たち。ガソリン貯蔵タンクの破壊工作という重大任務にあたるなか、自分たちが罠にはめられて、警察が逮捕しようと待ち構えていることに気づきます。激しい命がけの追跡劇が繰り広げられ、銀行の中へ逃げ込んだ3人はそこに立てこもります。おそらく自分たちの誰かが裏切り、警察のスパイとして動く“密告者“であると考えた3人。しかし、いったい誰が? 銀行内のプレッシャーと緊張が高まっていきます。事件にかかわる人間全員に共通しているのは一つ、自由と開放を心から求めているということ。しかし、結末は投獄か死、どちらか1つしかないと悟った3人は、ネルソン・マンデラの釈放を求めて交渉することを決意します。