「預言者」「君と歩く世界」のジャック・オーディアール監督がセリーヌ・シアマとレア・ミシューとの共同脚本で撮り上げたラブストーリー。アメリカのグラフィック・ノベル作家エイドリアン・トミネの短編3つを下敷きに、パリの再開発地区である13区で男女4人の迷える若者たちが織りなす恋愛模様を描く。
コールセンターで働く台湾系フランス人のエミリー(ルーシー・チャン)は、ルームメイトの募集広告を見てやってきたアフリカ系フランス人の教師カミーユ(マキタ・サンバ)と関係を持つ。一方、大学に復学した32歳のノラ(ノエミ・メルラン)はポルノスターだと誤解され、大学にいられなくなる。職探しのため不動産会社に行った彼女は、会社を手伝っていたカミーユと出会う