遠征隊が残した地図を回収するため、グリーンランドを探検する2人の隊員は、命をかけた戦いを強いられる。1909年にデンマークが行った極地探検に基づく物語。
作家・探検家のアイナー・ミケルセンによる小説を映画化したアクション・アドベンチャー。1909年のグリーンランドを舞台に、デンマークの探検隊が命懸けの極地探検に挑む。監督は『イエスタデイ』などのペーテル・フリント。
1909年のグリーンランド。アイナー・ミケルセン隊長 (ニコライ・コスター=ワルドー) 率いるデンマークの北極探検隊はアメリカの主張を反証するため、かつて遠征隊が残した地図を回収する任務に当たる。仲間を船に残し、経験の浅い隊員アイバー・アイバーソン(ジョー・コール)と共に探検を開始するが、極寒の気候や犬ぞりの暴走、ホッキョクグマの襲撃など、数々の苦難が待ち受けていた。仲間の船に戻ろうとするものの、すでに仲間たちの姿はなく、船は氷に押しつぶされていた。救援を待つ二人は生きる希望をつなごうとするが、次第に正気を失っていく