深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描くヒューマン・ドラマ。自身もハーヴァード大学中退というエリートでもあるマット・デイモンと、ベン・アフレックのふたりの新進俳優の共作によるオリジナル脚本を、デイモン自身の主演、アフレックとロビン・ウィリアムズが助演、ガス・ヴァン・サント監督で映画化。本作で脚本家デビューを飾ったマット・デイモンとベン・アフレックがアカデミー脚本賞、ロビン・ウィリアムズが助演男優賞を獲得した。
ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。だが、彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに精神分析医のショーンを紹介する。ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近してくる。