3つの異なる時間軸でストーリーが紡がれていく、ローラン・ラリヴィエール監督の長編第2作となるロマンス・ドラマ。ジョーン役を演じたフレイア・メーバーとイザベル・ユペールの神々しくも官能的な演技は、フィクションがもつ癒しの力とその必要性を気付かせてくれる。監督は、ロラン・ラリヴィエール。
自由奔放で冒険を恐れないジョーン・ヴェラは、自立した女性で、たくさんの恋愛を経験してきた。そんな彼女の前に、若かりし頃の大恋愛の相手が突然現れる。実は彼の子どもを出産していたという事実を彼に打ち明けようとはしないジョーン。この再会をきっかけに、ジョーンは自身の人生、アイルランドで過ごした青春時代、キャリアの成功、愛する人々、そして、息子との関係を見つめなおすようになる。一見、充実しているように見える彼女の人生には、避けては通れない秘密が隠されていた…。