「パラダイス -人生の値段』は、ある画期的な技術によって、人から人へ何年もの命を移せるようになった近未来を舞台にした映画である。物語は、この生命転送法の開発を担当するバイオテクノロジー企業イオンの社員マックスを中心に展開する。マックスと妻のエレナが借金を返せなくなったとき、エレナは思い切った行動に出る。当初は躊躇していたマックスも、やがてこの決断を受け入れるようになる。しかし、イオンが生命転送技術にまつわる真のリスクを隠しているのではないかと疑い、イオンへの信頼は揺らぎ始める。
真実を明らかにする決意を固めたマックスは、イオンの事業に深く入り込み、不穏な秘密を暴く。そして、イオンのCEOであるヴァレリー・ウィンター博士が、冷酷なビジネスウーマンであるだけでなく、自らの利益のためにエレナの命を狙っていることを突き止める。マックスは、イオンの暗部とその欺瞞に立ち向かいながら、妻を救うために時間との戦いに身を投じることになる。