女学校のルームメイトであったベティとヴァージニアが、ある日ポルトガルのリスボンで再会した。ベティはヴァージニアの恋人ロジャーに誘われて、彼らの郊外への鉄道旅行に同行することとなるが、女たらしのロジャーがベティと仲睦まじくしていることに腹を立てたヴァージニアは怒りのあまり、突発的に列車から飛び下りてしまう。ヴァージニアは二人が止めるのも聞かずに、一人遠くに見える建物へと向かったが、一見集落に見えたのは、地元でベルサノと呼ばれる古城の廃墟であった。やむなくそこで夜を明かすことを決めたヴァージニアであったが、その日の真夜中に、突如地の底から這い上がって来た不気味な骸骨騎士団によって襲われてしまった。