好きでも嫌いなあまのじゃく(2024)
「ペンギン・ハイウェイ」「雨を告げる漂流団地」のスタジオコロリドが手がけるオリジナル長編アニメ。同スタジオの長編「泣きたい私は猫をかぶる」も手がけた柴山智隆監督が、人間の少年と鬼の少女の交流を描いた青春ファンタジー。
山形県に暮らす高校1年生の八ッ瀬柊は、人に嫌われたくないという思いのあまり、気づけば頼まれごとを断れない性格になっていた。しかし、自ら進んで他人のために何かをやってもうまくいかず、親友と呼べる友だちもいない。そんな柊が、いつものように頼まれごとを引き受けて、なんだかうまくいかなかったある夏の日。季節外れの雪が降るなか、柊は、人間の世界に母親を捜しに来たという鬼の少女ツムギと出会う。ツムギは自分勝手な性格で、柊とは何もかもが正反対だったが……。
柊役は「泣きたい私は猫をかぶる」でも柴山監督とタッグを組んだ小野賢章、ツムギ役は「メイドインアビス」「アイカツスターズ!」の富田美憂。脚本にはテレビアニメ「ちはやふる」「薬屋のひとりごと」などで知られる柿原優子が参加。