コミック化、アニメ化もされるなど評判を呼んだ綾辻行人の同名ベストセラーを山崎賢人と橋本愛主演で実写映画化した学園ホラー。地方の中学校に転校してきた主人公が、謎めいたクラスメイトの少女を巡って恐怖の死の連鎖に巻き込まれていくさまを描く。監督は「オトシモノ」「アベックパンチ」の古澤健。
大学教授の父親が海外に行く期間中に限り、地方都市・夜見山市で生活する祖父母に預けられることになった榊原恒一(山崎賢人)。持病による発作で病院に運ばれた彼は、そこで出会った眼帯をした美少女から意味不明な言葉を告げられる。後日、夜見山北中学校に転入した恒一は、教室に病院の少女がいることに気付く。彼女の名が見崎鳴(橋本愛)だと知るが、クラスメートと担任は彼女が存在していないかのような言動を見せる。その理由を鳴本人に尋ねようとするが、そのたびに姿を見失ってしまい