福本伸行の同名人気コミックスを藤原竜也の主演で実写映画化した「カイジ」シリーズの第3弾にして最終回。原作者自らが脚本に携わり、原作にはないオリジナルゲームが登場する中、一発逆転を狙う主人公カイジを待ち受ける予測不能の運命をスリリングに描き出す。監督は前2作に引き続き「奥様は、取り扱い注意」の佐藤東弥。
2020年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。今この国では、金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことで何とか今を生きていた。そんな中、カイジのもとにスーツに身を包んだ大槻が現れ、【第5回若者救済イベント開催!バベルの塔】という一攫千金イベントのチラシを見せる