男たちが謎の雇⽤主の正体と本当の目的を探るために奔⾛する、騙し騙されのクライム・アクション。監督は、デビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少で受賞、『トラフィック』で第73回アカデミー賞®監督賞を受賞、「オーシャンズ」シリーズのスティーブン・ソダーバーグ。
1955年の犯罪都市デトロイト。黒人ギャングのカート・ゴインズは街を離れたがっていたが、そのための金を工面できずにいた。そんなカートの下に、ダグ・ジョーンズと名乗る人物から「会計事務所の金庫からある書類を盗み出してほしい」という依頼が舞い込んできた。オファーを快諾したカートが指定の場所に向かうと、そこには見知らぬギャングが2人(ロナルドとチャーリー)いた。2人もまたダグに雇われたのだという。その後、3人は会計士のマットの家に押し入り、家族を人質にして金庫を開錠するよう迫った。必死の思いで金庫を開けたマットだったが、そこには何も入っていなかった