オーストラリアで実在したカルト団体によって引き起こされた事件にインスピレーションを受けたサイコスリラー。J・P・ポマーレ著の高い評価を得た小説「イン・ザ・クリアリング(In the Clearing)」が原作となっている。
地元の少女が行方不明になった事件をきっかけに、フレイアは幼い時に“キンドレッド”というカルト団体のメンバーとして過ごした記憶を思い出す。教祖エイドリアンが率いるカルト団体では無垢な子どもたちを誘拐、虐待し、身も心も支配する悪夢のような事件が起こっていた。
やがて、フレイアは悲惨な事件を止めるため、過去のトラウマと向き合い始める。心身に刻まれた恐怖は、現在と過去、さらには現実と悪夢の境界すら曖昧にしていく――。