人気直木賞作家・奥田英朗の同名ベストセラー小説を「家族ゲーム」の森田芳光監督、「北の零年」の豊川悦司主演で映画化したコミカルなファミリードラマ。元過激派の破天荒な父と母の型破りな生き方と、そんな両親に困惑する子供たちを描く。
仕事もせず家でゴロゴロしている元過激派の父親の破天荒な言動に振り回される小学生の息子の困惑と、突然家族を引き連れ沖縄の西表島に移住し、そこでもさらなる大騒動を巻き起こす父親の型破りな生き様を描く。東京、浅草。小学6年生の上原二郎は、両親と姉、妹の5人家族。そんな二郎の悩みの種は無職の父親、一郎のこと。世間の目や常識に頓着せず、好き勝手な言動を繰り返すその姿は、年頃の二郎にとっては、恥ずかしいことこの上ない存在だったのだが