物質転送装置の実験中の事故でハエ男と化してしまった科学者セスとその恋人ベロニカの悲恋を描いた『ザ・フライ』の続編SFホラー。監督もデヴィッド・クローネンバーグから本作品がデビューとなる「バーグラント」のクリス・ウェイラスにバトンタッチされている。
セスの子どもを宿していたベロニカ。しかし、そのおなかから生まれてきたのは、なんとハエの卵であり、その卵の中には男の子が入っていた。マーティンと名付けられ研究所に幽閉されて育てられたその子は、わずか5年で青年(エリック・ストルツ)に成長するが、やがて彼の身体にもハエ男の兆候が現れ始める