ある日のニューヨーク。イヴリン・ジャクソンはイングランドに遠い親戚(オリヴァー・アレクサンダー)がいることを初めて知り、直接会うべく現地へと向かった。会って話すだけで終わるつもりだったが、オリヴァーの強い勧めもあって、イヴリンはアレクサンダー家にとって重要な結婚式に参列することになった。式場となる大邸宅にはどこか不気味な雰囲気が漂っており、イヴリンはいくつかの怪現象に遭遇した。ただ、邸宅の主、ウォルターはとても魅力的な人物に思えた。ふと気がつけば、イヴリンは彼と恋仲になっていた。
そして、結婚式の前夜、ウォルターから思いもよらぬ事実が告げられる。この式は最初からウォルターがイヴリンと結婚するためのものだったというのである。ウォルターとアレクサンダー家の間に隠された秘密を知り、イヴリンは恐怖に震え上がった。しかし、生き延びるには必死で戦うしかなかった。