1964年― 人類の明るい未来を展望するニューヨーク万国博覧会、11歳のフランク・ウォーカーは賞金50ドルが懸った発明コンテストにジェットパック=人間が飛べる装置でエントリーしようとするが、審査員に冷たくあしらわれる。落ち込むフランクの前に現れたのが、不思議な美少女アテナ。フランクを慰め<T>のロゴをあしらったピンバッジを差し出す。
アテナに促され、ウォルト・ディズニーが出展していた<イッツ・ア・スモール・ワールド>のパビリオンに潜入したフランク。するとヨーロッパゾーンのエッフェル塔に差し掛かった瞬間、ピンバッジに光が当たり、フランクのボートは地下の秘密ルートへ。そして暗闇を抜けた瞬間、見たこともない革新的なテクノロジーに彩られた超ハイテク都市空間が広がっていた。謎の少女アテナは彼に向かい「“トゥモローランド”よ」と微笑んだ。