1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフの知られざる活躍を描いた伝記ドラマ。監督は「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ。主演は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソン。
1961年のバージニア州ハンプトン。アメリカ南部において、依然として白人と有色人種の分離政策が行われていた時代。優秀な黒人女性のキャサリンは、同僚のドロシーとメアリーと共にアメリカ南東部のラングレー研究所で計算手として働いていた。ソ連の人工衛星打ち上げ成功を受けて、アメリカ国内では有人宇宙船計画へのプレッシャーが強まっていた