アガサ・クリスティの小説『ナイルに死す』を映画化した、「タワーリング・インフェルノ」のジョン・ギラーミン監督による、ナイル河をさかのぼる豪華遊覧船で起きた連続殺人事件を描くピーター・ユスティノフが名探偵・ポワロを演じた緊迫のミステリー・サスペンス。
美貌と聡明さを兼ね備えた上、つい最近莫大な遺産を相続したリネット・リッジウェイは、親友ジャクリーンの婚約者と突然婚約をし、人目を避けてエジプトへハネムーンに旅立った。しかし豪華客船カルナーク号には、彼女に何らかの利害関係や遺恨、ないし敵意を抱いている者たちが勢揃いしていた