小さな町に住む少年クレイグ (ジェイデン・マーテル) は、世捨て人のように暮らす大金持ちの老人ハリガン氏 (ドナルド・サザーランド) と友達になります。あまり似つかわしくない2人を結びつけたのは、本と読書を愛する気持ちでした。ところが、ハリガン氏は亡くなってしまいます。悲しみに暮れるクレイグでしたが、不思議なことに、お墓の中にいるはずの友人とスマートフォンを使って通信できることに気付き、人の死後もすべてが失われてしまうわけではないと思い始めます。神秘的な体験を通じて、失われることのない心のきずなと、少年の成長を描く物語です。