1960年代後半の宇宙開発競争の結果、NASAは初の有人月面探査を行う偉業を成し遂げたが、本作では”もし宇宙開発競争が終わらなかったら?”という設定のもと、宇宙開発に携わる人々を描く。
ソ連の宇宙飛行士アレクセイ・レオノフが人類初の月面着陸を果たす。この結果、NASAの士気を壊滅させるも、アメリカの努力に拍車をかけることになる。ソ連がその後の月面着陸に女性を含めることで多様性を強調したため、アメリカはこの数十年間の宇宙開発からほとんど排除されていた女性やマイノリティを訓練することを余儀なくされる