ブルース・リーが撮影中に亡くなったため未完となっていたフィルムに、代役による追撮と他作品のカットを加えて完成させた伝説のカンフー・アクション。『燃えよドラゴン』のロバート・クローズが、リーの遺志を継ぎ監督を務めた。犯罪組織の傘下に入るのを拒んだ映画スターが組織から命を狙われ、反撃を開始する様を描く。
人気最高のスター、ビリー(ブルース・リー)は、熱狂的なファンのアイドルであり、また国際的犯罪シンジケートの注目をあびていた。シンジケートのボスであるランド(ディーン・ジャガー)は、人気タレントを片っぱしから、食いものにしようとしている。そして彼の右腕のスタイナー(ヒュー・オブライエン)は、一見紳士風であるが、執念深い男であり、今日も撮影所でビリーと会い、シンジケートと契約を結ばせようとしていた