3000年前、「万物源」から「絶対力」を引き出して強大な魔法をふるう異能者の「竜王」ルース・セリン・テラモンが「冥王」と戦い、「全界崩壊」を招く。その際に万物源を男性源と女性源に分け、男性源が汚染されたために男性の異能者は狂気に陥る運命となる。女性の異能者アエズ・セダーイの集団は冥王の復活に備え、狂気に落ちた男性の異能者を捕らえて万物源から切り離す「飼いならし」を行う。かつて冥王に仕えた異能者たちは「闇セダーイ」と呼ばれ、冥王の復活を待つ。人間たちの中にも闇王に味方する「闇の信徒」がいる。白マントをまとう自称「光の子」の集団はアエズ・セダーイの撲滅を図る。