ロンドンの通い家政婦であるハリスおばさんの冒険を描くポール・ギャリコのシリーズ小説の一作「ハリスおばさんパリへ行く」を映画化したコメディ・ドラマ。主演は『ファントム・スレッド』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレスリー・マンヴィル。監督のアンソニー・ファビアンはプロデューサーも務める。
1950年代の英ロンドン、戦争で夫を亡くしたハリス(マンビル)はある日、働き先で1枚の美しいドレスに出会う。それは、いままで聞いたことすらなかった、450ポンドのディオールのドレス。心を奪われた彼女は、ディオールのドレスを買うため、仏パリに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋――夢を諦めなかった彼女に、奇跡が訪れる…。