1985年に劇団「東京グランギニョル」によって上演された舞台をベースに、古屋兎丸が2005年に漫画化した同名作品を、野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗ら旬の若手俳優陣を配して映画化。工場からの黒い煙と油に塗れた「蛍光町」。その片隅の廃工場に存在する秘密基地「光クラブ」。醜い大人になることを拒み、永遠に美しくあることを選んだ9人の少年たちは、「最強の力」と「永遠の美」を手に入れるが、そのことをきっかけに世界が狂いはじめる。美しい少年たちの愛憎と裏切りの物語が、退廃的な世界観で展開する。監督は「先生を流産させる会」「パズル」などを手がけた内藤瑛亮。