メリオダス率いる史上最強最悪の逆賊<七つの大罪>の活躍により聖戦は集結。エスカノールの命が尽きるも、魔神王を討ち果たし、世界は平和を取り戻した。その後、大罪人たちはそれぞれの道を歩んでいた。
メリオダスは王女・エリザベスと思い出の地を巡る旅をしていた。その道中、弟・ゼルドリスと偶然の再会を果たす。
一方、キングとディアンヌの結婚式が執り行われようとしていた。式場にはバンとゴウセルの姿も。
ドレスに身を包んだディアンヌの登場で華やぐ森に、地鳴りのような不気味な音が響き始めた。“『聖戦』を台無しにした<七つの大罪>とそれに与した者共を罰する”平穏が訪れたはずの地に突如、妖精族と巨人族の軍勢が押し寄せる。
敵陣の先頭に立つのは、かつて姿を消した“二代目妖精王”ダリアと“巨人の名工”ダブズ。
世の混沌を望む者により崩されていく日常。全種族を脅かす恐るべき陰謀が交錯する中、運命は再び集結した<七つの大罪>に託された。