天童荒太によるベストセラー小説を「明日の記憶」の堤幸彦監督が映画化した青春ドラマ。ある日ふと病院の屋上のフェンスに登った女子高生ワラは、奇妙な関西弁の少年ディノに声を掛けられる。ディノがワラの手首からほどけ落ちた包帯をフェンスに巻きつけてワラの心の傷を“手当て”すると、ワラは不思議と癒された気分に。彼女はディノや親友のタンシオらと共に“包帯クラブ”を結成。依頼者が心に傷を負った場所に、次々と包帯を巻きつけていく。