華道家・二葉鳳翆は、二葉流から独立して新しい流派を開いていた。二葉流の花に対する思いの違いや、家元・二葉鳳水が同性愛を求めてきたからだ。そのため鳳水は、圧力を掛けて彼女を潰そうとしていたが、2人は内密に連絡を取り合い、発表会の日には楽屋で密会する約束をしていた。