雪海が広がる世界にそびえ立つ軌道樹。
その上の天膜にある小さな村で、少年・カイナは暮らしていた。
一方、軌道樹の麓の小国アトランドの王女・リリハは、
天膜にいるという賢者を求め、
決死の覚悟で浮遊虫に乗ろうとするのだが……。