姉夫婦を事故で亡くした主人公・小津(本郷)が姪っ子・メイ(大沢)を1ヶ月だけ引き取ることになり、福島へ仮移住するひと夏の出来事を描いたヒューマンコメディー。都会で育った現代的な思考をもつ32歳独身男子と芸術家肌で達観した12歳の女子というミスマッチな2人の距離の変化を描く。
都内在住の32歳・独身の小津は、ひょんなことから両親を亡くした姪のメイを1ヶ月だけ引き取ることになる。メイに残されたのは、父親の大量の哲学書とスマホのみだった。
小津は、手狭な都内の部屋での共同生活に悩み、会社の同僚の提案によって福島県楢葉町に夏休みの期間だけの移住を決める。現代的で合理主義な叔父と芸術家肌で達観した姪のミスマッチな2人の夏休みが始まる。