原作者のアンソニー・バージェス自身が”危険な本”と語った同名の小説をスタンリー・キューブリック監督が、映画化した傑作SF。他人の悲劇を自分の楽しみとする反逆児アレックスの姿を描く。
非行少年による暴力が横行する近未来のロンドン。アレックスも仲間を引き連れ、喧嘩とレイプに明け暮れる日々を過ごしている。ある夜、中年女性を死に至らしめた彼は刑務所行きに。しかし2年後、とある治療法の被験者になることを条件に、社会に戻ることを許されるが