硫黄島での戦いを日米双方の視点から、クリント・イーストウッド監督が渡辺謙主演で描く2部作の「父親たちの星条旗」に続く第2弾。硫黄島の激戦を戦う日本兵たちの姿を描いた戦争人間ドラマ。主演は「ラスト サムライ」の渡辺謙、共演に人気グループ“嵐”の二宮和也。
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ。指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手する。