宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をヒントにした松本零士の同名ヒット作を原作に、TVアニメ化に続いて1979年に製作・公開された、アニメブームの中心ともいえる劇場用長編アニメーション劇場版第1作。銀河特急999号に乗って宇宙を旅する少年哲郎と謎の美女メーテルの冒険を描く。監督はりんたろう。
銀河鉄道999号が発着する、地球のメガロポリス。そのスラム化したダウンタウンに生きる15歳の少年・星野鉄郎は、母親を殺した機械人間たちを操る、機械伯爵を倒したいと願っていた。そのためにはアンドロメダに行き、機械の体を得なければならない。鉄郎は謎の美女・メーテルから贈られたパスで、彼女とともに999号に乗り込み、念願のアンドロメダへと出発する。999号が立ち寄る星々で、様々な試練を経てついに機械伯爵を倒したあと、鉄郎はメーテルの意外な秘密を知るのだった。