サウジアラビアのマンガプロダクションズと、日本の東映アニメーションがタッグを組み、サウジアラビアと日本の合作で制作された歴史アドベンチャー・アニメ。古代のアラビア半島を舞台に、主人公アウスが過酷な運命に立ち向かい、自分と仲間たちを信じる力で未来を切り開いていく姿を描く。監督は「名探偵コナン」シリーズの静野孔文。古代のアラビア半島を席巻する脅威。それは、貿易都市メッカを目指して進軍を続けるアブラハ(声:黒田崇矢)の軍隊の存在だった。平和的な解決を望むメッカの民は、戦いを避け、アルファダの山に避難。ところが、アブラハの軍隊は、あまりに無慈悲な条件を突きつけてくる。その要求とは、“カアバの神殿と聖なる石の破壊”、“信仰を捨てること”、“奴隷になること”というものだった