世界的人気SF作家ケン・リュウの短編小説『円弧』を「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督が映画化したSFドラマ。不老不死の技術が確立された近未来を舞台に、人類最初の不老不死の人間となった女性が、現実となった不老不死に様々な立場で向き合う人々との出会いを重ねていく中で、生と死の意味を自問していく姿を描く。主演は芳根京子。
生まれたばかりの息子と別れ、放浪生活を送る自由を選んだ17歳のリナ。やがてエマと出会い、亡くなった人に特殊な防腐処理“プラスティネーション”を施し、生前の姿のまま保存するサービスを提供する会社で働くようになる。そんな中、エマの弟・天音がストップエイジングの技術を完成させ、ついに不老不死が現実となり、その施術を受ける最初の女性となったリナだったが