ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した、ビートたけし、岸本加世子共演による北野武監督の第7作のドラマ。妻や同僚の生と死を目の当たりにした、孤独な刑事の生き様を描く。
人生を走り続けてきた刑事・大西。彼が不治の病の妻を見舞う中、同僚の友人が犯人逮捕の際に大西の身代わりとなって撃たれてしまう。妻や子に逃げられ、半身不随で仕事も解雇された友人に言葉もない大西。さまざまな人への“想い”に駆られた彼は、銀行強盗を決意するが