激戦地帯に取り残された息子を救うべく戦うシングルマザーの姿を描いたSF戦争スペクタクル。監督はジャニック・フェイジエフ。
2008年8月8日。南オセチアにグルジア軍が侵攻。突如、ロシア軍との戦闘が勃発した。モスクワで母親のクセーニアと2人で暮らす5歳になるチョーマは、今は離れて暮らす父親に会うため、たった一人でこの地に来ていた。しかし、久しぶりの再開を果たすや否や、父親はグルジア軍の砲撃により即死。チョーマは激戦の最前線に一人きりで取り残されてしまう。息子の危機を知ったクセーニアは、戦闘が繰り広げられる南オセチアへ単身乗り込むが。さらに激化する戦況の中、チョーマが身を潜める戦場― そこは、巨大ロボットと軍事兵器が対峙する、人知を超えた世界であった