1910年、日本は大韓帝国を植民地化。多くのコリアンは海外へ逃げたが、植民地となった故郷で耐え忍ぶ家族もいた。ソンジャもそのひとりであり、幼い頃から両親と共に朝鮮半島の片隅で貧しくも生活しており、そこには日常的に日本人による差別や弾圧があった。ある日、成長したソンジャはひとりの男性と出会い、運命を変えていくことになる。その人生はソンジャの孫の世代にまで波及していく…。