神々の世界に迷い込んだ少女が、自分でも気づかなかった逞しい力を発揮して困難を乗り越えていこうとする姿を描いた、“自分探し”の冒険ファンタジー・アニメーション。監督は「もののけ姫」の宮崎駿。第52回ベルリン国際映画祭では、アニメーション作品として初の金熊賞を受賞し、第75回アカデミー賞でも長編アニメーション賞を受賞。両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまい