若杉公徳の同名ギャグ漫画を「海猿 ウミザル」「テラフォーマーズ」の伊藤英明主演で実写映画化したエンタテインメント・コメディ。滅亡へ向かう人類の救世主となるべく修行を積みながらも、活躍の場がなく平和な東京にたどり着いた戦士たちを描く。監督は『64-ロクヨン-』シリーズなどに携わってきた、本作が初の監督作となる平野隆。
「1999年7の月、終末が訪れる」というノストラダムスの予言を信じ、世界滅亡から人類を救うため厳しい修行を重ねてきた終末の戦士たち。強力な殺人拳「無戒殺風拳」をマスターしたものの、2022年になっても世界は滅亡する気配もなく、彼らは師範から解散を告げられる。勝平をはじめやることがなくなった戦士たちは、その能力が必要とされない平和な現代の東京に流れ着く…。