マーク・ウォールバーグが「ローン・サバイバー」のピーター・バーグ監督と再びタッグを組み、2010年メキシコ湾原油流出事故をモチーフとした災害パニック映画。被害の拡大を食い止めようとする作業員たちの奮闘と閉じ込められた作業員たちの決死の脱出劇を描くサスペンス・アクション・ドラマ。
2010年4月20日。電気技師のマイクは、愛する妻子に後ろ髪を引かれつつ、メキシコ湾沖に浮かぶ石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンへと向かう。現場に着くとすぐに設備の点検に取りかかったマイクは、トラブルや故障の多さに懸念を抱く。上司のジミーが雇い主であるBP社の管理職ヴィドリンに抗議するが、彼は利益のために経費削減を優先するのは当たり前とまるで意に介さず、ついには工期の遅れを取り戻そうと重要な安全テストを無視してしまう。その夜、マイクたちの不安は現実のものとなり、大量の原油が漏れ出し、大爆発を引き起こしてしまうのだったが